2016 3月

足圧とフットマッサージの違いは?

16年03月17日

フットマッサージとは?

『足圧』と『フットマッサージ』は全く別ものです。

先ず、フットマッサージは手を使ったマッサージです。
いわゆる手技を用いたマッサージ方法。
そして、膝から下を徹底的にほぐしていくマッサージと認識しております。

フットマッサージのメリットは数多くあるかと思います。
足の裏を徹底的にほぐし、足首の関節を緩め、下腿部 、いわゆるふくらはぎ、
アキレス腱をしっかりとほぐす。そして足の裏につながっているだろう
『内臓疲労』の疲れを足の裏から解消させていき、一日中立ちっぱなしのかた、
踵の高いヒールを履かれているOLさん、自律神経の乱れの多い方には、
もってこいの技法かと思います。

更にフットマッサージの良いところは、膝下をお湯、又は蒸しタオルなどで
温めてから施術に入ります。この行為は非常に理にかなっており、
筋肉を温めてから膝下の筋肉、関節を緩めるため、
施術後のすっきり爽快感はたまらないものがあるでしょう。

このフットマッサージは『英国式リフレクソロジー』などが、
日本で一世風靡されて注目を浴びていました。

都内の大きな主要都市駅の地下街、大きな百貨店、有名商店街など、
どこにでも目にしていた記憶があります。
更に、このフットマッサージの技術を接骨院、整骨院、鍼灸師の先生方、
アロママッサージの施術者が取り入れられ、現在も幅広く活かされ続けている素晴らしい技法でもあります。

足圧法とは?

足圧は『手を一切使わず、足だけを用いた施術方法です』
これは写真などを見てもお分かりの通りかと思います。

当アカデミーのこの技術は足だけを使い、顔面以外の筋肉をほぐしていく療法です。
足圧の大きな特徴は、押さえる圧の広さです。
『フットマッサージ』の手技で用いる親指、指の第二関節の範囲が
『1センチ四方ならば』足圧はその『100倍』近い広い面積になります。

この『フットマッサージの1センチ四方』の広さと『足圧の100倍』近い広い面積の違いは
『手技』と『足圧』の大きな違いの二つ目の理由になります。

まとめ

『足圧』と『フットマッサージ』…この違いはかなり、
と言いますか全くの別物の技法になります。

『足圧』を単純に英語で訳すと『フットマッサージ』と思われ、
混同される方も多いかと思いますが、全くの別物の技法になります。

ただ当アカデミーの卒業生徒さんの中にも、
フットマッサージの技術をお持ちの卒業生徒さんはおります。

『フットマッサージ』アンド『足圧』のお店として開業されています。
フットマッサージと足圧お店とは、更に混同してしまいますが、お客様に非常に喜ばれるでしょう。

ならば『足圧』を英語で表現すると何というか?

と言われる事もあります。卒業生徒さんの中には、
『フットプレス』『足技 リンパ』などという表現を使っております。

当アカデミーでも、英語、カタカナ表記の『リフレッグ』という商標を持っております。
なので卒業生徒さんの中には『リフレッグ ○○』という店舗も多数あります。

『フットマッサージ』と『足圧』が混同されずに
『リフレッグ』という言葉が世に浸透すれば済む話です。
『リフレッグ』という英語表記の言葉を世に浸透させるには、
確かな技術者を世に送ることに全力投球しないといけませんね。
その為には、確かな足圧の技術者を一生懸命世に排出中でございます。

手技で疲れた先生方にこの足圧の優位性をしっかりと体感してもらう努力をこれからの率先してお伝えしていきたいと思います。26年続くこの技術。現在も世にじんわりと浸透しております。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

指圧ではなく足で踏むのがいいのは何故?

16年03月12日

タイトルだけを見ると、指圧はダメ×。
と感じとられるならばそれは違います。

現に私も指圧に行ったりしているくらいですから、指圧の良さは誰よりも認識しております。
なので指圧がダメという訳ではありません。勘違いしないで下さい。
指圧にない良さが足圧にはあるという事です。
それでは『足で踏むのが何故良いのか?』をお伝えしていきたいと思います。

押さえる面積が広い

足圧の最大のメリットは押さえる面積が広いという事です。
押さえる面積が広いメリットは『大きな筋肉を簡単にほぐす事が出来ます』

このメリットは大きく、線の細い女性踏み師でも屈強な強め好みのお客様も、
難なくほぐす事が出来ます。
冒頭に申し上げた、特に大きな筋肉とは『大腿部』『臀部』『腰部』などです。

これら『大腿部』『臀部』『腰部』には、深層部に筋肉が何層にもなっております。
いきなり深層部の筋肉をほぐそうとしても、表層筋をほぐさないと無理があります。
そこで足の裏の大きな筋肉を使ってのメリットが活かされます。

体重の圧がかけられる

足圧のメリットでもある『体重の圧がかけられる』。
このメリットは大きく、手の指圧を体重計に押し当てると、
通常15キロ程の圧が限界かと思います。

例え難なく15キロの圧をかけられたとしても、長時間の施術は困難かと思います。
足圧は、難なく体重の圧をかけられるのでその心配はありません。
ここで勘違いされても困ります。
決して指圧がダメという訳ではありません。

通常の女性踏み師ならば、45キロ程の圧を長時間かけられます。
足は手の数倍もの圧がかけられるという事です。

リンパ系、関節を弛める

足圧のもう1つのメリットとしてリンパ系、関節を弛める。
といった特徴があります。このメリットは大きく、リンパ系に関しては鼠蹊部、
腋窩部をなんの違和感もなく押さえられるという事です。

特に女性のお客様は、鼠蹊部、腋窩部のアプローチをかける事によって、
冷え、婦人科系の病気予防にもなります。

関節に関しては、仙腸関節、股関節、肩甲骨、肩関節をしっかりと弛める事が出来ます。
これら関節を弛める場合に、体重の圧と、大きな面積の圧がかけられます。

この押さえる面積が広い、体重の圧がかけられるの組み合わせによって、
大きな関節を難なく弛められるというメリットが、一番大きいかと思います。

指圧のような繊細さ

押さえる面積の大きさ、体重の圧ばかりにスポットを置きましたが、
実は当アカデミーの足圧の最大の魅力は、手で押さえているみたいと、
お客様に思わせる足圧法です。

これは26年という長い年月によって生み出された技法になります。
この押さえ方が出来るまで、100時間は必要とされます。

ただ足で圧をかけるという事は決して難しくはありません。
いかにして手もみのような感覚に思わせるかが勝負になります。

なので、当アカデミーでは重苦しい足圧は絶対的ご法度。としています。
そのためには、足の裏の様々な場所を屈ししながら押さえ分けます。

例えば、お客様の身体の部位を親指先、指先全体、母指球、側面、子指球などと
繊細に使い分け、膝と足首、指先を連動させながら手技の指圧感を出します。

これこそが、当アカデミーで生徒さんに目指して頂く最大の足圧となります。
この技法は簡単ではありません。簡単ではないが故に、
この技法を完璧にマスターされた生徒さんはカリスマ踏み師となっております。

まとめ

足で踏むのが何故良いのか?のメリットは

①押さえる面積が広い
②体重の圧がかけられる
③リンパ系、関節を弛める
④指圧のような繊細さ

になります。しかし最も良いのは施術者としての寿命が延びる。
という事かもしれません。踏み師が疲れず、お客様には抜群にリピート率が高い。
正に理想の技法かと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

足圧は手技よりスゴイの?スゴく無いの?

16年03月05日

足圧が手技よりも凄いというのは語弊があります。
決して手技よりも足圧が優れている訳ではありません。
勘違いしないで下さい。
手技にない良さ、足圧でしか味わえない体感はあります。
これらを詳しくご説明していきたいと思います。

手技にない良さ

足圧でしか味わえない、最も大きなメリットは足の裏を名一杯使った、
足の裏の面の大きさです。
どんなに足の裏が小さな女性でも、21センチはあります。
この21センチ足の裏を使って、大きな筋肉を体重移動でしっかりと捉えたら、
かなり心地よい圧がかけられます。

どんなに体重が軽い女性であっても、40キロはあります。
この40キロの圧で、大きな筋肉をしっかりと捉えるだけでも、
非常に効果のある押さえ方が出来ます。

足圧は体重40キロ程の女性でも、骨格の丈夫なお客様をとりこにさせられる事が可能です。
それは足の裏の大きな面を使い、お客様のふくらはぎ、
大腿部を簡単にほぐす事が出来ます。

勘違いしてはいけません。

決して強く押さえる事でなく、お客様にとって『痛気持ちいい』強さです。
線の細い女性であっても、屈強な強もみをご希望されるお客様に、
しっかりと満足頂ける強さが可能です。

それだけではありません。
強さを求めないお客様であっても、足の裏を名一杯使い、
膝と足首を柔らかく使う押さえ方をマスターすれば、
つき立ての餅で、グニョグニョと押さえる事が可能なのです。
要は、お客様の求める強さに自由自在に操れるという事なのです。

足圧でしか味わえない体感

これは足圧を体験してみないとわかりません。
先ずは、足の裏の大きな面圧で大きな筋肉を徹底的にほぐし、
その後、足の側面、指先を使い深層部の筋肉をほぐす。
この順番は手技の先生に体感して頂くと大抵の手技の先生は唸ります。

足圧凄い!と。

それだけではありません。
当アカデミーの足圧は、大きな関節『仙腸関節』『股関節』『肩関節』『肩甲骨』
を徹底的に弛める足圧を行います。
この関節を弛める足圧こそが、足圧の同業者、手技では体感出来ない素晴らしい技法があります。

関節を徹底的に弛め、大きな筋肉をほぐし、深層部の筋肉をほぐす。
更に、リンパ系をもほぐすので、足圧終了後には、今までにないスッキリ爽快感が得られます。

筋肉をほぐす→深層部の筋肉をほぐす→関節を弛める→リンパ系もほぐす。
といった感覚で筋肉、関節を弛め、ほぐしていきます。

これを、ピンポイントでほぐすのではなく、顔面以外全体をほぐし、
弛めていくのでお客様には至福の時間以外なにものでもありません。
究極の施術を味わえるかと思います。先ずは体験してほしいものです。

疲れの度合いが違う

前述で述べた足圧を体験して頂くと、足圧をするに当たって相当疲れるのではなかろうか?
と思われがちですが、全くそんな事はありません。
当アカデミーでうるさく生徒さんに伝えている事は、

『踏み師は疲れないでお客様には絶対的効果がある 』

という押さえ方を心がけさせます。そうなんです。ベテランの域に達した踏み師は疲れません。
それには体重移動だけでなく押さえ方にコツがあります。
このコツを徹底的に授業中にマスターして頂きます。
現に当アカデミーの最高現役踏み師は76歳。
疲れ知らずの足圧を体験してもらいたいものです。

まとめ

当アカデミーの推進する足圧は手技にない大きな面圧が特徴、
筋肉をほぐすだけでなく、関節を弛め、リンパ系の流れを良くする特殊な技法、
踏み師は疲れない。といった最大のメリットがあります。

先ほどお伝えしましたが、手技よりも勝る。
といった事ではありませんが、手技の先生方に是非とも習得して頂きたい技術でもあります。
そうなると必然的に施術者の寿命が延びます。

最後まで読んで頂きありがとうございます。