2016 1月

谷川流足圧が足で踏まれている感覚が無いのは何故?

16年01月25日

初めて足圧を体験して頂くお客様に『手で押さえているみたい』
とよく言われたりします。
これは偶然ではなく、れっきとした理屈があります。
それは文章だけでは伝わりにくいですが、

なるべく分かりやすくご説明していきたいと思います。

足で踏みつぶすのは素人

素人が見よう見真似で足圧を行うと『足で踏みつぶす』感覚になります。
幼少時親に足圧というか、親に言われて適当に足を使って、
親の身体を踏む経験がある方はあると思います。

その時には『ただ踏みつぶす』感じで、
親の身体を踏んだ記憶のある方は何人かいるかと思います。

子供が親に対してだけでなく、見よう見真似で足圧を行うと、
必ず『ただ踏みつぶす』感覚で足圧を行います。
すると必然的に『すごく痛い』『筋肉がねじれる』『恐い』、
そして背中などを踏むと想像するだけで恐いですが
『息苦しい』などと散々な事を言われます。

しかし、幼少期ならばかえって気持ち良かったりもします。
今思えば幼少期の体重がちょうど良い圧で『痛気持ち良い圧』だったのかもしれません。

ただ、素人の大人が押さえると『すごく痛い』『筋肉がねじれる』『恐い』『息苦しい』
といった結果が目に見えています。実際にそうですから。

つきたてのお餅でグイグイとされる感覚

一方、熟練された踏み師がお客様に足圧を行うと

『手で押さえているみたい』
『つきたてのお餅でグイグイと押し込まれているみたい』
『手で揉みほぐされているみたい』

などと、踏まれている心地良さに遂にはヨダレまで垂らす方もいらっしゃいます(笑)。
ようは、素人が押さえる足圧の正反対の事を言われます。

この素人が押さえる場合とベテラン踏み師の極端な意見の差はなんなのか?

このあまりにも違いすぎる意見の差が問題なのです。
手技ならば、ここまでの違いすぎる意見の差はありません。
当アカデミーの誇るべきこの歴然とした差は何なのか?という事が重要なのです。

プロの踏み師と素人の大きな差とは?

その差とは?当アカデミーでうるさいくらいに、
生徒さんに膝と足首を柔らかく使うように指示しております。

膝と足首をいかに柔らかく使う事が重要なのです。
その為に商標登録まで取得した、足圧養成マシン『足圧の達人』なる木材があります。
この足圧養成マシン『足圧の達人』は、膝と足首をいかに柔らかく使うかのトレーニングを、
授業時間以外でいかに踏み込むかを指導しております。

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当アカデミーでは授業時間以外で、いかにトレーニングをして頂くかに力を注いでおります。
授業時間以外で、知り合いを踏む機会などたかが知れています。

それは足圧に限らず手技、オイルマッサージ、整体を勉強している方でも、
同じ事が言えると思います。
そして、足を良いことに手技よりも足圧は疲れが少ないのが特徴。

手の7倍の筋力がある足は、手よりも疲れない利点を活かし、
受講生徒さんは受講中に足圧養成マシン『足圧の達人』を
暇さえあれば踏んでもらいます。
時には歯を磨きながらでも、テレビを見ながらでも出来ます。

それでは『足圧の達人』をただ踏めば良いのか?
それは全く違って、膝と足首をいかに柔らかく使うかの理屈があるので、
その理屈理論を成る程納得してもらうまで理解してもらい、
練習をして頂きます。

勿論授業の時でもウォーミングアップ感覚で、
膝と足首が固くなったら授業を中断してでも行います。

足圧の達人の重要性

そして良いことにこの足圧養成マシン『足圧の達人』は、
疲れている下半身の筋肉を、ストレッチのような感覚で、
自らストレッチ代わりになる利点もあります。

なので『踏むのが億劫』という事があまりありません。
率先して練習出来る画期的な木材なのです。

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また、ベテラン踏み師になれば成る程、
この膝と足首の重要性を徹底的に理解してくれるので、
ストレッチがてらこの足圧養成マシン『足圧の達人』を率先して踏み込みます。
そして必然的に、膝と足首が柔らかく使える、ベテラン踏み師になるのです。

まとめ

タイトルである『谷川流足圧が足で踏まれている感が無いのは何故!』
そして『手で押さえているみたい』『つきたてのお餅でグイグイと押し込まれているみたい』

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『手で揉みほぐされているみたい』と言われる所以は
『しっかりとした理屈の元、膝と足首をいかに柔らかく使うかが大切』と言う事です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

足圧は指圧とどう違うのか?足圧の優れているところは?

16年01月13日

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代表の谷川仁です。

足で施術を行う行為自体に、無理があると思われる方も多いかと思います。
特に、手技を極めている方ならば尚更かと思います。

しかし、実際に足圧を体験して頂くと、
考え方が180度変わった意見をいただく事が多いのが現状です。

180度変わった意見とは?

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『本当に足なの?』『手の施術とは全く思わない』『足でここまで極められるのだ』『こんな押さえ方も出来るんだ』

といった感じのお声を頂きます。

特に、<手技の技術を極めている先生>からの感動の声が多いのが現状です。

そして、手技の先生から足で行う良くないイメージも一掃され、
足圧のメリットをしっかりと理解納得して頂いた上で、
手と足を用いた施術を行う先生方が増えてきております。

手技の技術をお持ちの先生方が、取り入れるメリットはかなり大きいと感じます。
手と足を上手く使い分けると、尚更身体が楽な施術が出来るからです。
しかし、足圧だけの技術だけを用いて、独立されている先生も多数おります。

足圧のベテラン先生になれば、しっかりと体幹がつき、足を用いた施術のみでも疲れない体力が必然的につきます。
なので、足圧のみの先生でも、技術さることながら、体力的な問題はあまり心配する必要はありません。

大きな違いは何か?

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足圧と指圧の大きな違いは『圧のかかる範囲です』

手技での指圧の点圧、足圧の面圧ではかかる圧の範囲の広さの違いは歴然です。
押さえる圧の範囲が分散されるので、大きな筋肉をほぐすのが簡単に出来ます。

圧が分散されるので、個人差はありますが、大きな筋肉ならば体重の圧をかけても痛くはありません。
それどころか、心地良ささえ感じて頂けます。
ベテラン先生になれば、筋肉がほぐれていく様が手に取るように、筋肉がほぐれていくのがわかります。

また、足圧は大きな筋肉を大きな面圧でほぐすだけでなく、足の側面、母指球、指先なども巧みに使い分けます。
なので、面圧の圧力が不足な場合でも、圧の範囲を狭めていけば、お客様の好みの強さ、いわゆる『痛気持ち良い』押さえ方が出来ます。

足の側面、指先を用いても、体重の圧をかける事が出来ます。
線の細い女性でも、屈強な男性でもお客様の好みの強さを用いる事が可能です。

通常の方ならば、『疲れなくてお客様は効く強さ』を用いる事が出来るのです。
最終的には施術の現役年齢が上がって当然の結果が出ます。

ようは、足を用いた技術でも、足圧の最大の魅力『かかる圧の範囲の広さ』だけでなく、圧の範囲を自由自在に操り、手技となんら変わらない押さえ方が出来るのです。

まとめ

いかにして手技と変わらない押さえ方が出来るか、が重要なメリットととなります。

『ただ足で踏むのではありません』足でここまで出来るんだ!

とお客様に思わせる最大の魅力ある押さえ方があるのです。それは次回のブログでご案内致します。
最後まで読んで頂きありがとうございました。