リンパって何なの? 大阪府 指導者 三上先生
19年03月05日
こんにちは、大阪市ブランチの三上です!
前回のブログの更新から
「リンパって結局なんなの?」という質問が多く来たので
ブログ記事としてあげさせていただきます。
まずはじめに、普段会話の中で出てくる「リンパ」とは、
リンパ系すべてまたはその一部をさすことがほとんどです。
リンパ系とは?
毛細リンパ管に取り込まれたリンパ液が、リンパ管・リンパ節を通じて全身をめぐり、最後に静脈に合流する一連の流れのことをリンパ系といいます。
リンパ液とは?
主成分は、血液中の液体成分である血しょうです。
血液は毛細血管からでて体内の細胞に酸素と栄養素を届けています。
その血液と一緒に出た水分の一部は毛細リンパ管に入ります。
その液のことをリンパ液といいます。
また、水分はリンパ液となるときに細胞から出た老廃物や細菌、
ウイルスなどの異物を一緒にリンパ管に取り込んでいきます。
リンパ管とは?
リンパ液が流れる管のことをリンパ管といいます。
リンパ管は身体の末端から中心に向かって伸びている複数の管で、
中心に向かうにつれ合流し太くなっていきます。
最後は胸管、右リンパ本幹と呼ばれる2本にまとまって、静脈につながっています。
リンパ液は末端から静脈に向かっての1方向にしか流れることができません
またリンパ管にはリンパ液を送るポンプがありません。
そのため、自然状態では筋肉の伸縮であったり、呼吸による胸の中の圧力の変化によってしか流すことができません。
そのため、マッサージなどを行いリンパの流れを促してあげる必要があります。
リンパ節とは?
体の末端にあるいくつものリンパ管が合流する部分にそら豆のような形をしたものがあります。
それをリンパ節といいます。
リンパ液は体内にある数千ものリンパ節を通って静脈まで向かいます。
リンパ節には白血球の仲間である免疫細胞が集まっています。
そのためリンパ節では白血球がリンパ液が一緒に取り込んだ体の中の異物を攻撃・破壊し食べてくれます。
その戦っているときに白血球が増えるため、そのリンパ節が腫れます。
扁桃腺が腫れるのもこのためです。
リンパ系ってどんな役割があるの?
リンパ系は大きく分けて4つの働きをします。
①戻れなくなった水分を血管に送り返します。
血管から出て血管に戻れなかった水分(組織液)をリンパ管に集め、静脈まで運びます。
これにより血液はその量を大きく増減することなく、循環することができます。
②免疫反応の中核を担います。
免疫細胞の1つであるリンパ球は胸腺と呼ばれる器官で、自己と非自己を学び、的確な指令を出して外敵から身体を守ります。
③吸収した脂肪分を運びます。
小腸で吸収された脂肪分は腸のリンパ管に取り込まれ、胸管を通って静脈まで運ばれます。
④たんぱく質、有害な生物(ウイルスなど)、老廃物をろ過します。
リンパ節内の免疫細胞が、たんぱく質、細菌やウイルス、細胞の代謝から生じた老廃物などを攻撃、倒し、最終的にリンパ液はきれいな状態で動脈へと戻っていきます。リンパ系は体にとって下水道、浄水場のような存在です。
といったようにリンパとは、
体にとって無くてはならない存在です!
そして自然に流れるのには時間がかかるので
しっかりと流してあげる必要があります!
なんと谷川流足圧では、リンパを流すのはもちろん筋肉をほぐしたり
リラックス効果もあり、一石二鳥以上の効果が期待できます!
ぜひ気になった方は、一度谷川流足圧を受けてみてください♪
三上漱馬
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