北海道札幌市 林先生

◆揉みほぐす力 札幌市 指導者 林先生

19年05月15日

生徒さんを卒業までの期間で指導する際に「特に!以下の注意点を意識」しています。

「膝と足首の柔らかさの徹底」
「力の強弱」
「施術中必ず強さ加減の声をかける&気になった個所のコリはその場で聞く(何が原因で硬くなったか自覚させるため)」
「ハリ、コリを見つけてモミほぐす事が出来ている」
「1級までの基礎技術の確立」(基礎ができていないのに多くの技を要求する人ほど、基礎力が不十分になりがち)

 

前回とかぶる部分がありますが、重要なのでこれからも何回も書くと思います。

膝と足首が固すぎて、力加減を誤ると以下のような症状が出ることが予想されます。

 

「揉み返し&痛みが数日消えない」
「知覚鈍麻(痛みに鈍感になり麻痺し、強さ加減がお客さん自身にもわからなくなる)」
「けん断裂(文字通り肉離れなど筋肉や神経、毛細血管などの断裂)」
などなど。

 

こうなると、筋肉が防衛反応でものすごく硬くなります。
車の事故で首から肩背中にかけて筋肉が硬直し、世間で言われているムチ打ちに近い症状のようになり、
「防衛反応でガチガチに硬くなり」、次回から施術してもその場では何とか柔らかくなりますが、
すぐ元の固さに戻りやすくなり、慢性化する恐れがあります。

お客さんで、「私は揉まれるプロだ!だからうまい下手がよくわかる」
と称している人はもう慢性化した状態ですね。そういう人ほど痛いのが効く!と思っている方が多いい用に思います。
「痛いのが効く!」の人は強さを求める傾向が多めです。限界を超えた強さは事故へとつながります。

 

痛すぎる施術は大きな間違い!
足圧の基本は「交感神経」と「副交感神経」のバランスの取れた強さ「痛気持ち良い!」が基本です。
気持ち良いがあるからこそ、筋肉が硬直せずに施術後の身体の持ちも良い状態になります。
そして何より、
「痛気持ち良いはリピーターになります」
「痛すぎるだけの足圧は誰も受けたいと思わないでしょう」

北海道は今のところ事後ゼロ。これからもゼロであるように心構えから徹底したいですね。

 

 

☆お耳汚し
とあるもみ合い会場にて、マットを引き終わりとっとと横になりもまれる体制で待ち構えた時の出来事。
私「さてと。。。(もまれる体制で揉んでほしい所をポンポンと叩く)」
A先生「なに?揉めってかい?」
B先生「(おもむろに横を向き見なかったことにする)」
C先生「うん。しらん!」
D先生「林先生硬いから嫌!足疲れるし!」

北海道の先生方はとてもやさしい人ばかりです。(半分フィクション)

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林裕家

林裕家

足圧ボディケアアカデミー縁(えん)
無難な学生時代とサラリーマンを過ごす。 暇つぶしに習い始めた足圧に目覚め、気づけば十数年経過。 今では北海道を代表する指導者となり、施術だけでなく卒業生徒さんたちの技術向上するため日々邁進しております。 見た目はおとなしそうに見えますが、楽しい授業がウリです^ ^