時間との戦い 大阪府 畑先生
19年06月09日
踏み師に話を聞くと、多くの先生方が「如何に限られた時間の中でお客様の体をほぐしきるか」という事に神経を使っているのが分かります。
お客様からしてみれば、そんな事は当たり前だと思うかもしれませんが、一人一人体の状態が違うのはもちろんのこと、同じ人でも前回と今回では全くコンディションが異なる事もよくあります。
あるいは、あまりにも状態が悪くて、どんなにベテランの踏み師でも一度でほぐしきるのが難しい場合もあります。
その為、事前の問診や足圧中の会話が重要になります。同じ場所のこりでも、その原因、こっている期間、周辺部位の状態によって、アプローチの仕方が変わってきます。
限られた時間の中で、お客様が辛いと感じる場所を効率良くほぐすには、できるだけ多くの情報を集めることが必要なのです。
しかし、どれだけ準備を万全にして挑んでも、予定通りにいかないこともたくさんあります。例えば「肩がこっている」と言われて、肩をしっかりほぐす手順を組み立てていざスタートすると、腰やら足やらもガチガチにこっている、なんて事も足圧あるあるです。
お客様は、今一番辛い痛みに気をとられてしまうので、他の場所のこりに気付きにくいのです。
見つけてしまったからには、そのこりを無視することはできません。ほぐしながら、頭の中では大急ぎでプランの組み直しです。
数十分かそこらの足圧なら、体は全く疲れませんが、頭はくたくたなんてことも。
ほとんどの先生方が、最短でも60分からコースを設定しています。それでも時間が足りなくて、5分、10分の延長がよくあるそうです。
こりを完全に取るまで踏んでいたいけれど、現実にはそれは不可能です。ほぐしきれずに時間切れになると、とても悔しいです。
踏み師は、こりだけでなく時間とも戦っているのです。
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大阪市城東区で夫婦で整骨院を経営しております。大阪市は全国でも指折りの整骨院の激戦区ともいえます。
そんな中、谷川流足圧を整骨院に取り入れ、治療に役立てながらも時間外に足圧を行なったりもしております。
大阪では数少ない谷川流足圧です。これからも、足圧の発信をし続け、地域のお客様の疲れた体に貢献していきたいとおもいます。
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