あけましておめでとうございます!
毎年毎年、一年過ぎるのが本当に早いです・・・(^_^;)
昨年はなかなか思うようにお仕事が出来ませんでしたが、今年は少しずつでも新しい事に挑戦できたらと思っております!
昨年は身内に色々ありまして、そのおかげで改めて気づかされた事があったので、今回のブログは私が足圧を始める事になったきっかけを書きたいと思います。
足圧を習い始めた頃から含めると、もう15年くらい?前になります。当時私は病気で半身不自由になった父親と二人暮らしをしていました。そんな父の身体を自分がマッサージの資格を取得して直接ケアしたあげられたら、一石二鳥なのではないか・・・という理由でした(笑)
父にはよく練習台になってもらっていて、習い始めの頃は痛い!と嫌がられていましたが、上達していくにつれ『楽になった~』と言ってくれるようになりました。
当初の目的も達成できましたが、私に家族が増えていくにつれ、子供たちの事で精一杯になってしまいだんだんと父のケアが疎かになっていくのを感じ、なんだか申し訳ない思いもありながらどうすることもできない日々が続いていました・・・。
結婚してからも父を連れて新しい住まいに移ったので、最終的には私のケアよりも、毎日私の子供たち(父の孫)との絡みがあったことが父にとっては何より良かったのかもしれません・・・。
父の余命が分かってから、父が最後を過ごした病院の先生が『できるだけ直接触れてたくさん肌の温もりを伝えてあげてください』と言っていました。
足圧で施術するのとはまたちょっと意味は違いますが、それを聞いた時に『もっと足圧をしてあげられてたらなぁ・・・』とまた申し訳ない気持ちになりました。
そんな気持ちも残りましたが、高齢になっても続けられる素晴らしい足圧という技術を取得することができ、足圧を始めるきっかけを作ってくれた父には改めて感謝の思いでいっぱいになりました。足圧を始めていなければ師匠をはじめ愉快なお仲間さん達との出会いもなかっただろう・・・そして今の家族との出会いもなかっただろう・・・
そんな事を色々考えていたら、もう父には感謝しか残りません
我がままな父との暮らしは大変な事もたくさんあり、私が親孝行を出来たかどうかは未だにわかりませんが、最終的に感謝の思いで送り出せたことで整理ができています(*^_^*)
そんな訳で、気持ちも新たに、技術も心もさらに成長していけたらと思っておりますので、皆様方にはまたまたお世話になりますが、本年もどうぞよろしくお願い致します。
古い建物ではありますが、冬場も部屋を暖かくしてお待ちしております。